BOTT(バトルオブザツイン)1290SUPERDUKE R編



2016年のKTM中野の1290SUPERDUKE Rのレース参戦は今回が開幕戦となりました。

昨年のレースが終わり、取り組んでいたのは大改造で4月の開幕戦には間に合わすことができず、今回が2016年の初レースとなったわけです。


取り組んだ大改造は本来片持ちであるSUPERDUKEのスイングアームを両持ちに変更することでした。製作していただいたのは有名な「スーパービルドマキシマム」。軽量かつ美しいスイングアームをワンオフで仕上げてくださいました。

これだけの仕様変更ですし、勿論、今まで誰も行ったことのないトライです。スイングアーム完成もレース2週間前でした。



取り付けも問題なく、整備性もとても良くなりました。様々なオリジナルフレームの製作などノウハウ豊富なスーパービルドさんですし、とても楽しみにしていたスイングアームでしたが良い意味で期待を裏切る、とてもかっこよい、かつ超軽量なスイングアームに仕上げていただけました。
レースまで時間のない中、早速サーキットに持ち込みセットアップを始めていきました。

簡単に成果が出せる事がどれだけ難しい事かという事も承知の上でのトライ。メーカーが設計したスタンダードのバランスを大幅に変更した訳ですから・・・


早速のテストでバンク角に問題が生じてしまいました。スランダードのフォルムにこだわりましたが、スタンダードの片持ちスイングアームからRタイヤ、ギリギリの位置に追い込まれて設計されてるサイレンサー取り付け位置から両持ちにしてしまうとどうしてもスイングアームの張り出し分、外側に取り付けなければならず、、エキゾーストパイプがこのような結果に。。。

もう既にこの状態でレース1週間前でした。再度スーパービルドマキシマムさんにお願いし、マフラー、リアセクションを再度加工をお願いしました。すべてが初めてのチャレンジ。。やはりなかなかうまくいきません。。

そんな中、お忙しい中すぐに対応していただけました。沼里さん、本当にありがとうございました。


改良後のKTM中野、1290SUPERDUKE R。かなりレーシーになってきました。ニューシャーシなので慎重にテストをしていきます。数周するごとにピットインしマシンに異常がないかを確認していきます。フィーリングは上々。簡単に自己ベストと同じタイムを出すことができました。よりよい旋回性にライダーも好感触を得ていたようです。

しかし、なかなかうまくいかないのがレースです。ここから、なかなかタイムを詰めることができません。今までのマシンと大幅にフィーリングが変わってしまったため、ライダーとマシンの相性に問題がでてきました。

時間もないレース前々日のテスト走行で、恐れていたことが起きてしまいます。




テスト走行中にクラッシュしてしまいました。筑波1コーナーでのクラッシュ。幸いにもライダー金選手も上手に転んでくれて、マシン、ライダーと軽傷でした。

グラベルに飛び出し、砂もかなりかぶっていたので、エアクリーナーボックス内や、壊れたスロットルホルダーや各部ステアリング廻りの捻じれなど応急処置で対応していきます。再度、走行してマシンに問題ないかチェックしたところでタイムオーバー。不安を抱えたままのレースとなってしまいました。




金選手も走りこめていないマシンに困惑しながらも、懸命にこのニューマシンにアジャストできるよう、対応してくれていました。予選は59秒9の4位。

同じくKTMを駆けるライダー達も強者揃いです。



1190RC8Rを走らせる上田選手


同じ1290SUPERDUKE Rを走らせる松田選手

松田選手は2015年の年間チャンピオン、ちなみにKTM中野、金選手はランキング2位でした。

マシンに熟成を重ねた松田選手は物凄いタイムを打ち出します。熟成を重ねたマシン、僕たちは大きなチャレンジで新しいマシン造りを試みた結果、タイムオーバーもあり、結果を出すことができませんでした。


大きく変貌を遂げた当店1290SUPERDUKE R。素晴らしいスイングアームを手に入れたのは間違いないですし、今後の方向性も理解しているつもり。

ライダー、マシンともしっかりとアジャストし次戦に向けて、調整を行いたいと思います。

博打とも思えるマシン造りですが、強敵なライバルやスーパーバイク勢と共に走ることになる1290SUPERDUKE Rのネイキッド。皆様が虜になるようなレースが出来ればな~!!と思っております!(^^)!それでは次戦、筑波ツーリストトロフィーをお楽しみに!!!

協力ショップ

スーパービルドマキシマム


nyunoya














コメント