2015年6月27日土曜日

エンデューロクロスが日本でも!!

エンデューロやクロスカントリー。もうお馴染みですが、現在物凄いスピードで世界各国でも広がりをみせているカテゴリーはエンデューロクロスではないでしょうか?

今、日本でもエンデューロクロスコースいなべモータースポーツランドに増設され、注目を浴びています。


このジャパンエンデューロクロスのリーダーはなんと田中太一選手!

先日のエルズベルグロデオでもマネージャーとして同行してくれたエルズベルグを何度も完走しているスーパースターです!

今年のエルズのレースウイークの中で太一君とは夜中まで呑んで「エンデューロクロス」の熱い思いをお話聞けたので今後が僕もとても楽しみでございます。

そして「JapaneseEnduro X」のブログも立ち上がっています!

「JapaneseEnduro X」ブログはこちらから

実はこのエンデューロクロスは2014年のKTM ORANGE FESTIVALでも組み込まれていて大変盛り上がったレースでした!

その時の動画です!
IAカズトももちろん参戦していました!太一君とのバトルは本当にかっこよかったし、見ごたえありましたね!!この時は1ヒートで負けてしまい、2ヒート目は絶対獲るぞ!なんて言って、KTMディーラーとしての大仕事であるORANGE FESTIVALのその他のイベントそっちのけで、ロックセクションでグリップが向上するよう、タイヤに加工やその他セッティングなど変えて2ヒート目は優勝!!なんて事に燃えていた昨年が懐かしいです(笑)

海外をみてもエンデューロクロスは熱いです!

CODY WEBB選手。今はKTMに乗っていたのですね!



Kacy_Martinez選手!最近はエンデューロクロスにも出場していたのですね!あっ、この選手は女性ですよ!

このようなエンデューロクロスが9月、主戦場の三重県いなべモータースポーツランド開幕に向けて準備中です!

開幕に向けて、エンデューロクロスキャンプも毎月開催!EDX SKILLUP CAMP」は7/18(土)19(日)に開催予定です。

また一つ楽しみなカテゴリーが日本でも増えてしまいそうですね!参加するもよし、観戦もよし!是非いなべへ足をお運び下さいませ!

nyunoya






2015年6月25日木曜日

1290SUPERDUKE R レーサー化のあれこれ


2014年、12月から走り始めた1290SUPERDUKE R。ターゲットは筑波ツーリストトロフィー、BOTT(バトル・オブ・ツイン)クラスというツインエンジンを積んだ最高峰クラス。

本当ならスーパースポーツな1190 RC8Rで参戦したい所でした。でもアップライトなネイキッドバイクの1290SUPERDUKE Rで走りたい!という気持ちと、街乗りからワインディング、そしてサーキットまで1台で遊べてしまうなら、これほど良いバイクってないのかな?!と思い1290SUPERDUKE Rでの参戦を決めました!

最初の2014年12月のレースはポジションだけライダーかつ所有者の「金 栄得選手」に合わせただけのノーマルの参戦。じっくりとデータ取っていこう!とマフラーまでノーマルでの初レースでした。

初レースまでの道のりは下記ブログをご参照下さいませ。

1290SUPERDUKE Rでサーキットを!

1290SUPERDUKE Rでサーキットを!!!②

MCFAJに1290SUPERDUKE Rで参戦してきました!

MCFAJ SUPERMAXクラスのリザルトはこちら


素晴らしいライダーはもちろんなのですが1290SUPERDUKE Rの物凄いポテンシャルに驚きました。本当にノーマルでしたから。。。

これからいよいよモディファイに取りかかります。

3月初戦の筑波ツーリストトロフィーに向けてバイクも進化させてきました。

モディファイを進めたブログはこちらから

3月筑波ツーリストトロフィー、レースレポートはこちらから

3月筑波ツーリストトロフィー、BOTTクラスリザルトはこちらから

そして今回の6/20,21の筑波ツーリストトロフィーBOTTクラス。
今回はエルズベルブロデオなどもあり、正直バイクは全く進化していませんでした。しかし、1290SUPERDUKE Rと付き合うようになり、理解を深めた中で解ったこと、細かいことを詰めての参戦でした。
といってもタイヤのコンパウンドを変えたり、リア荷重なSUPERDUKE Rのフロントタイヤを少しでも使えるようフロントフォークに簡単なモディファイを接し、接地感を強めて、ライダーの安心感を求めたり、(これは中野店でSUPERDUKE Rを御乗りの方はご存じの事です)それとジートライブアクスルシャフトでかなりブレーキングでの安定感も増したようです。よりフロントタイヤを使えるようになったことは大きかったですね!

ジートライブアクスルシャフト詳細はこちらから

6月筑波ツーリストトロフィーレポートはこちらから

6月筑波ツーリストトロフィー、BOTTクラスリザルトはこちらから

ご紹介した通りのPOWERPARTSやその他優れたアフターパーツで構成した1290SUPERDUKE R。これだけで素晴らしいポテンシャルを発揮してくれました。

筑波サーキットでタイムも1分0秒3は胸張って良いと思うし、サーキットでも充分に遊べますよ!というアピールもできたのではないかと思います。

という事で、この1290SUPERDUKE R企画は終了とさせていただきます!今までブログを読んでくださったり、サーキットに応援などお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!

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と言いたい所ですがリザルト見ても解るようにまだ勝ててないのです。。。それにボンヤリと夢の筑波サーキット59秒台も見えてる今日この頃。。

今後のモディファイは少しお金がかかってくるかもしれませんが、勝ちたい気持ちも湧きあがる中で続行させていただきますね!

1290SUPERDUKE Rはとても楽しいバイクです!これで街乗りもできて遊べるのですから最高ですよね!(マフラーはレース用を使用していますので公道走行は禁止されております)

これからもSUPERDUKE R乗りの皆様に喜んでいただけるご報告ができればと思っております。

nyunoya

2015年6月21日日曜日

久しぶりの作業


梅雨真っ盛りな天気が続きますね。気分は憂鬱になって来てしまいます。

ブログをほったらかし…そして、またほったらかし…。

本当にごめんなさい。

今週末は筑波ツーリストトロフィーが2DAYSで開催されていますね!

結果がどうなっているのか?!

そして、僕はお店でまた雨か…とバイクで出社した事を後悔しています。

今週のレースウィークをどのように過ごしていたのかといいますと

200DUKEのエンジンと仲良く遊んでいました。

レースウィークなんだからレーサーの整備しやがれって感じですが

それに動じずマイペースに遊んでました…。




はい!クランクケース!

営業時間も終わり静まり返った店内に一人ポツンといる中で

コツコツと組んで行きますよー!

お店の端にいるとお店が広く感じて寒気が何回かしました。

えぇ、僕はビビりです!(笑)







クランクケースを閉じる準備中です。

ここからの進行は早いですよ!




はい!完成!早い!(笑)

集中し過ぎと手にオイルが付いて写真を取るのを忘れ気付いたら完成してました。

あー、やってしまった…。ネタが無くなった…。

戻るにも戻れませんのでこのまま無理やり進行することにしましょう!

もし、過去に戻れたら骨折する前に戻りたいです…。(笑)

クランクケースを割るまでバラしたのは4,5年ぶりぐらいです。

久しぶりにエンジンをやると楽しくて仕方がありませんね!

時間もあっという間に過ぎていきました。

ベアリングはほとんど交換し交換部品も交換し

いつもの○○もしてついでに○○もして(○○とは!?(笑))

エンジンも組上がったしワクワクっ!

「んー!、の・せ・ち・ゃ・お・っ・♡」




夜な夜な一人コソコソと静かな店内でまた遊んでました。

写真を改めて見ると部品がめちゃくちゃ…。

何が有って何が無いのかテンパってる時になぜか勢いで載せましたから…。




エンジンは小さいので載せるのは簡単です。

「エンジン載せちゃったーっ!」

もう載せてしまえばこの後は早いです。

後は、自分を追い込み部品をコツコツ付けていくだけです。

エンジンが無事掛かったのか掛かってないのかは皆さんのご想像にお任せします!




あっ!まだマフラーが付いていませんでした!(笑)



そろそろ、ツーリングに行きたいですね!

まったくと言えるぐらいバイクに乗れていませんので…。

おしまい



INAMORI

2015年6月12日金曜日

Erzberg Rodeo レース編②

プロローグを好成績の25位で終え、無事1列目をGET。

この模様は「Erzberg Rodeo レース編」をご覧ください。


6/6(土)のプロローグ2日目を終え、午前中に走行を終え、カズト、太一君、ジャンキーさんは糸魚川で開催されていたKTMオレンジフェスティバル現地との中継の為、一度宿に戻りました。
僕は現地に残り、いよいよ日曜日のヘアスクランブルに向けてのセットアップ作業を始める為、現場のピットへ残りました。

午後にはヘアスクランブル決勝へ向けて、少しコースを解放する場所もあり、オレンジフェスティバル中継後はテストライドも含めて、決勝へ向けてのセットアップ等進めなければいけない、忙しい日でもありました。

まずは2次減速比の見直し、各ピット状況を見ていると、やはりスプロケットをショート気味に変え、テストしていました。我々も3種類の異なるファイナルテストをしながら、適正な減速比を探していきます。

そしてリアタイヤも決勝用のIRCゲコタに交換。各チームもさすがにゲコタの柔らかさに驚いてました。

KTM FACTORY TEAMは沢山のノウハウとデータの中で組み上げたバイクを巨大トレーラーで運搬し、コンディションに応じてセッティングしていきます。選手によってはプロローグとヘアスクランブルでRサスペンションごと交換していました。きっとセッティングが全く異なるのでしょうね。

我々はレースウイークにNEWMODELを手に入れ、これを1日でレースまで持っていき作業を行うような形です。

2016モデルのフロントホイールのアクスルシャフト径が小径化されていたのは把握していたのですがF.ディスクガードの取付方法がホイールカラーも交換するため、ディスクガード自体も部品が変わっていたことが誤算でした。


これを対策するために動きまわります。現地ではこの対策パーツが用意されてなかったのです。85SXやフリーライド等は小径されたアクスルシャフト径と同径。部品も調達できたのですがホイールベアリングの内径とディスクガードのホイールカラー外径が異なりNG。

以前のブログにも紹介した南アフリカチーム「Brother Leader Tread KTM Racing Team」もこのトラブルに対し、様々な策を協力してくれましいた。

Brother Leader Tread KTM Racing Teamの300EXCも2016MODELでしたが彼らの車両はWPのカートリッジフォークを持ち込んでいました。なので従来のアクスルシャフトでホイールカラー等もすべて戻していました。

僕らだけが2016MODELのフォークで対応とした策が仇となってしまいました。
アクスルシャフトを通さないタイプの社外品ディスクガードも調達できましたが、アクスルクランプボルトの位置やフォークガードの形も変わった2016年に使うには2次災害も怖いと考えノーガードで行くことに。

そしていよいよ決勝です。

スタートは12:00スタート。Redbull中継も入る為、スタートが遅れることは考えにくい状況です。これに遅れないために10:30からスタート地点にライダーたちを並ばせ、遅れの内容に主催側も準備を行います。

今年のエルズベルグは雨も降らない晴天続きの日程。路面は乾き、照りつける太陽の中、待っているだけでもしんどい状況です。

役割も各スタッフ、太一マネージャー指示のもと各場所へ分散していきます。ライダーは10:30にはスタートグリッドへ向かいますが、ここでも既にスタートの12:00までの1時間半、時間を余らせてしまいます。



沢山のライダーがスタートグリッドへと向かいます。


太一マネージャーは鬼門のカールズダイナーへサポートの為、先回りします。
単純に先回りといってもカールズダイナーまで相当な距離があります。レース場から一度、車で離れ10分ほど車で峠道を上っていきます。

到着し、すぐ太一マネージャーを車から降ろし、その降ろした地点からも1時間以上歩きカールズダイナーまで向かいます。

僕は車を戻しに会場へトンボ帰り。ただRedBullヘアスクランブルは今や世界から注目されている大イベント。

一度、会場から離れてしまうと、ヘアスクランブル決勝を観戦に来た方の車やバイクの列の大渋滞に巻き込まれて動けなくなります。

いざレーススタートです。

カズトはスタート直後のヒルで捕まったそうです。ここで恐れていたフロントディスクを曲げてしまいます。フロントブレーキも使えないままに少しでも前へ前へと厳しいレースになってしまいました。

3Fくらいの高さからの崖からも落ちたと言ってました。

カールズダイナー手前のチェックポイント14でレースを終えました。バイクはラジエター左右は曲がり、ハンドガードは吹っ飛び、ひっくり返った時に?フォークオイルまで物凄い量が抜けていました。
ガソリンもなくなり、Brother Leader Tread KTM Racing Teamのメカニックの方がバイクを押してくれました。



レース後は衰弱しきってました。本当に過酷なレースですよね。


レースでライダーが走る事はもちろんですが、それ以外のことで沢山の人が動いています。

KTM FACTORYは沢山の燃料やチャンバー等の破損しやすいパーツを大量に積み込み給油ポイントで車で向かってますし、メカニックはリュックにこれまた考えられる工具や破損させやすいリペアパーツを持って、レースを追いかけています。

このレースはとにかくチーム戦でした。低い完走率を少しでも上げるにはどうすれば?!チーム一丸となって動いたチームと運も味方につけ、バイクも破損させなかった1番速いライダーがフィニッシャーフラッグを勝ち取るのでしょう。



今回の結果は個人的には大満足です。レースするまでの段取りの大変さといったらよく最後まで戦えたと思います。

そしてコースも初めて走る、あのプロローグでも1列目をGET。僕らは僕らなりに準備をしてきた成果だったのではないでしょうか?

ヘアスクランブルは残念でしたが、とりあえず戻ってきてくれた事に感謝。課題も残ったエルズベルグロデオですが良い経験をすることができたと思います。

IAカズトで日本人ライダーのチャレンジは5人目

メカニックとしては僕が初だそうです(笑)

nyunoya








2015年6月11日木曜日

Erzberg Rodeo レース編

エルズベルグロデオの続きブログです。

詳細は「ダートスポーツ」で特集記事が組まれるとおもうので、雑誌を楽しみにお待ちくださいね♪

KTM中野ブログとしてはメカニック目線でお届けしますね!

エルズベルグロデオで決勝のヘアスクランブルに進むにはプロローグという予選を戦わなければなりません。

スケジュール日程は、6/5(金)がプロローグ1日目、6/6(土)がプロローグ2日目、6/7(日)がヘアスクランブル決勝という日程の中で作業を組み立てます。

あの決勝のヘアスクランブルのハードエンデューロとは違い、プロローグはかなりのハイスピードセクションの設定です。

2014年のプロローグの田中太一選手のヘルメットカメラです。

プロローグは決勝でのスタート順番を決める大事な予選です。上位1位~50位が一列目に並べる事ができ、1~50位が一番最初にスタートすることが可能です。

これが2列目、3列目になると台数も増え、このハードエンデューロにおいて渋滞も発生し、適正なラインも塞がれ完走率も低くなるというのが簡単な仕組みです。

そしてこのプロローグにおいては1500台もの出走者の中での予選の為、走れば走る程、路面は荒れていきます。

各チームの戦い方としてはプロローグ初日に全神経を集中させます。これで合格点なタイム(1列目をGET)できれば2日目のプロローグをキャンセルするライダーが多いのはこのような仕組みだからです。


今回使用したのは300EXC 2016MODEL。新車を現地で受け渡し完了。

手元に届いたのは現地で6/3(水)の朝、これに各パーツを組み込んで6/5(金)の1回目のプロローグに照準を合わせます。

一番今回悩ませていたのがフロントフォークでした。今回の300EXCは日本で僕らが走らせていたSIXDAYSではないので、普段使っている4csフロントフォークではなく従来のタイプのオープンカートリッジフォークでした。

今回は工具から国内から持ち込んだので飛行機移動での荷物も限界があります。フロントフォークを使い慣れてる4csを持ち込む事も考えたのですが、積載重量等も計算し、2016MODELのオープンカートリッジで対応しようと決めました。


KTMディーラー、フロンティアさんからお借りした工具入れ。これには本当に助けられました。使い勝手最高!その他の海外チームもここまで工具持ってきた国は少なく、最後には南アフリカチーム。オーストラリアチームやらが勝手に使ってました(笑)


1日で車両をカズト使用にするのは大変です。

●Rショックスプリングの交換
Rサスペンションのセッティングは日本でのセッティングレシピがあるのでダンパー等も日本で作り上げた仕様に合わせていきます。シビアなのがリアスプリングのプリロード調整です。これはカズトは非常に敏感なライダーで1/8回転でも好みに合わないと気付きます。プロローグは1発勝負でセットアップもミスできない状況。組み上げて車体を手で押したり、シートに座って、サスペンションを動かしてみて僕の体に染みついているカズト好みのRサスペンションの動きを探していきます。

●ローシートに交換

●クーリングファンの取付

●Rディスクガードの取り付け

●タイヤ前後交換

●ブレーキ&クラッチレバー交換

●ハンドル交換

●ハンドガード交換

●フロント&リアストラップ取り付け

●各レバーの位置や遊び調整

●フロントフォークセッティングの変更
IAカズトは若干のリア下がりの車整を好みます。フロントフォークが違うので合わせるのもなかなか大変です。これもフロントフォークを手で動かし、動くスピードやダンパーの強さも感覚で合わせていきます。これも職人芸なのかもしれないですよね(笑)

●標高に合わせたキャブレターセッティング
コース上の中でも標高差が700m近くあるので、セットアップにも悩まされます。これは運良く一発で決められました。南アフリカチームは「少し、うちのはリーンみたいだ。カズトのセットはどうしてる?」なんて聞かれたのでもちろん惜しみなくアドバイスしました。僕のセットを本当に使ったかは知りませんが・・・

マネージャーの太一君からのアドバイスもあったのがエンジンも新車の為、最初は当りがついていない為、エンジンの回りも遅いとの事。始動した際も確かに感じます。それに300ccの2stとなると振動も大きい。慣らしする時間ももちろんないので、時間が空いてればなるべくエンジン始動させ少しずつ時間をかけてエンジンの回転をあげていきます。ヒートする前にエンジンストップ。冷えたらまた同じことを繰り返し、少しでもネガな部分と抵抗を削っていきます。


ここオーストリア、アイゼンナーツは当然のこと異国の地、日本語が通じない。。。

しかし各チームと仲良くなるのに時間はかかりませんでした。僕らはジョニーやレッティ、タディ等のファクトリーチームが並ぶブースの真後ろのピットでした。ここには日本チームと南アフリカチームとオーストラリアチーム。南アフリカチームは速いライダーも多く素晴らしいチームでしたし、オーストラリアチームにも助けてもらいました。

プロローグ1日目の前日にプロローグコースを下見走行が1本だけ可能です。今回のエルズベルグはとにかくドライコンディション。埃で見えない中の下見、そしてマシンチェック。ライダーもやること多く大変です。

下見から戻ってくるとマシンはほぼオッケーとの事。肝のリアショックもいつもと変わらないフィーリングとのインプレッション。でも問題はやはりフロントフォークにあるようでした。

ただフォークもそれほど大きい問題でなかったし、JNCCの際でも同じ症状から改善できたデータがあったのでメカニックとしては自信ありました!「この問題は絶対解決できるから、ライディングに集中するように」とだけ伝えました。

いよいよプロローグの日。この日から会場の雰囲気もレースモードの緊迫感ある現場に変わっていきます。プロローグのスタートラインも独特な雰囲気でした。これで緊張しない方がおかしいですよ(笑)

最強のマネージャー、田中太一君が常にアドバイスを送ってくれます。この写真からも緊迫感ありますよね?!

いよいよスタートです!カズトも勢いよく飛び出します!見ていても速い!!!カズトも全開で走ったと言ってました。

走行も終え、多少のミスもあったものの問題なしということで現場は明るい話題ばかりです!問題のフロントフォークも全く問題ないとのこと。

1500台ものライダーを走らせての集計なので結果は夜の22:00ごろにならないと解りません。このプロローグでカズトが走った時間は10:00前くらい。期待と不安ですがずっと待つしかないのです。

そして夕食を終え、ロビーで飲みながらリザルト発表を待ちます。

結果は初日プロローグ26位!「ヤッター!!」みんなでハイタッチ!!すべてが段取りよく順調に事が進んでいきます!

2日目プロローグを終え、正式発表でプロローグ25位の発表!初年度の参戦で十分すぎる結果を勝ち取ったプロローグだったのでした!

ヘアスクランブル決勝に続く

nyunoya






















2015年6月9日火曜日

Erzberg Rodeoとは?①

エルズベルグも終わり本日の早朝に帰国しました!カズトも多少の怪我があったり疲労もかなり残ってはいますが元気ですよ!

本日はKTM中野店は臨時休業をいただいております。スタッフにも少人数での営業と負担もかかっておりましたので本日はCLOSEさせていただきました。いつもご利用されている皆様にはご迷惑おかけして申し訳ございません。

今はこのブログを作成したり、1週間分出張していたので溜まってた仕事を処理しています(>_<)


エルズベルグロデオとは、KTMの地元であるオーストリア内のアイゼンナーツという町にある鉱山を使用しての年一回開催されるハードエンデューロレースです。

時期は6月初旬です。そんなレースにKTM中野からエンデューロレースに参戦しているIAカズトこと矢野和都選手が参加しました。

過去5年は同じくKTMライダー、田中太一選手が参戦していた事で有名なレースですよね?


今回はジャパンチームのマネージャーとして太一君も同行してくれました。

気になる結果はご存知の人は多いと思いますがプロローグという予選は25位通過。決勝はチェックポイント14まで進むものの完走できずという結果でした。この事については後日また投稿しますね。

エルズベルグロデオといえば、あの強烈なヒルクライムや完走者は1500名参加の中で10名程度のハードエンデューロレースです。

決して参加者全員が完走を目指しているというイベントではなく、このエルズベルグロデオ期間中の4日間を参加者それぞれの楽しみ方で過ごすという感覚ではないでしょうか?


このようなデモレースも先頭はなんと元F1ドライバーのマーク・ウエバー選手と2番手はKTMのエース、ジョニーウォーカー選手。RedBullのイベントだけにゲストも豪華ですよね!

ブースも多数、出展されています。これはエルズベルグロデオグッズのブース。Tシャツや帽子、その他アパレルが多数展示販売されています。通るたびに凄い人の列で、いつ見てもレジに人が並んでいました。

こちらはKTM POWERPARTSやPOWERWEAR等の展示販売ブース。オーストリアのKTMディーラーさんのブースでした。こちらも人が途切れる事のない盛況ぶり。同業者として羨ましい限りです(笑)


KTM KINI COLLECTIONのブース。本当に人が多いです。。。


写真では伝わらないくらい広大な鉱山。こんな環境、羨ましすぎますよね。。。


さすがオーストリアの地元だけあって2016モデルももう展示されてました!

FREERIDE Eです。電動バイクですね!試乗会も開催されてましたよ♪


ここで有名ファクトリーライダーのイベントや試乗会、未来のスーパースターも練習中??


このようなブースが紹介しきれないくらい出展されています。


この写真は市内パレードの様子です。この台数は一部。数えきれないくらいの台数が市内を走ります。音もなかなかな騒音だったり、このパレード後のアイゼンナーツ市内の路面はブラックマークの跡だらけ。。日本では考えられないし、1分で苦情の連絡が殺到するでしょうね!

僕らのピットです。ここは我らジャパンチーム。隣は南アフリカチームとオーストラリアチーム。レースとう目標は同じでライバルでもありますが、仲間。すぐに仲良くなり部品の調達や工具の貸し借り、整備のノウハウまで教えたり教えられたり、手伝ってくれたり、トラブルの際はみんあで部品探したりと、一つのチームのように動いてました。

整備をしているとギャラリーにも沢山声を掛けられます!田中太一選手はスーパースターでいろいろな人に声をかけられ、サインや写真撮影に応じていました。

太一君やカズトがコース下見に出かけていてピットで僕一人で整備している時には「なぜ今年はタイチは参戦しないの?」と何人に質問されてか数えきれません。

完走した選手は名誉ですし、ファンにもその熱い走りと感動が染みつきリスペクトになっているのでしょうね!


決勝では更に観戦客が増えます。「今年は誰が勝つかな?」「ジョニーでしょ!」「いやジャービスじゃない?」「タディとジョニーの参戦は凄いね!」等、レースの話題でもちきりです!


こちらはアイゼンナーツ市内の様子。街の至る所でこのような看板が設置されています。

ここまでご覧いただいたように、参加者は1500名のライダー達、そして決勝は観戦客も多数来場されます。決してみんながこの決勝で完走目指してるのではなく、このエルズベルグロデオを楽しんでいます。

このイベントはRedBull TVで無料で手軽にリアルタイムでレースを観戦できます。これもまさにハードエンデューロを楽しく観戦することができますが現地にいくと、ありえない鉱山のシチュエーション、ハードエンデューロファンの多さ。観戦もビールや食事を楽しみながらスクリーンで見るも良し、「カールズダイナー」や「エレベーター」といった各セクションを観戦に行くためのバスも多数出ているので気になるセクションで応援するもよし。

日本からでも観戦に来る価値はとてもあると思います。日本人は現地ではとても少ないので歩いているだけで沢山の人に声もかけられますよ(*^。^*)

nyunoya