2014年6月11日水曜日

JNCC鈴蘭結果報告

6/8(日)はJNCC鈴蘭でした。我がチームことダートスポーツRT with KTM中野、ライダーはもちろんIAカズトです。

僕がレース報告してもつまらないので、今回はメカニックな話をしようかな??ライダーからの報告は下記をチェックしてくださいね!

KTM FAN 矢野和都レポートはこちらから



レポートにもあるように残念なリザルトになってしまいました。これもレースですが、運を引き寄せる力が必要かもしれませんね!

今回は天候にとても悩まされるレースになりタイヤチョイスが明暗をわけるのでは?と考えていました。


こんな写真を撮られていました(笑)さすがジャンキーさん!!!今回、僕らのタイヤチョイスはDUNLOP AT81。そしてピットにはもしマディレースになった際にはとMX11を用意していました。その時の写真です。レース1時間半過ぎから雲行きが怪しく雨もパラつきはしましたが本降りになることなくレース終了。
このことにはダートスポーツでも記事になっていました。


今年は開幕からGNCCを連想させる車両造りでリア19インチをずっと使用してきました。MX52や32といったタイヤはグリップもよくモトクロスなカズトには相性抜群だったからです。でも今年はGNCCのカイリブも18インチを使っているようですね!

実はガレコースに合わせたセットアップは昨年冬には作ってありました。そこでも19インチでセットアップを進めていました。

そのセットアップで挑んだ前回爺ヶ岳。ガレで弾かれる対策として前後サスペンションの動きを緩やかに遅く動く方向、すなわちサスペンションでガレのショックを吸収するセットを探し、作っていました。ところがいざ実践になると、ガレに執着しすぎてその他のフィールドでは動きすぎるサスペンションになってしまい、暴れる車体をコントロールすることが難しく、そして予想よりもハイスピードレースになった爺ヶ岳は裏目にでてしまいました。そして19インチのモトクロスタイヤは1時間30分過ぎから悲鳴を上げ始めました。グリップを失いサスは暴れてしまう。前半はとてもよかったのですが・・・

鈴蘭もコース1周すべてがガレのコースだけではもちろん無いのでトータルで走れるセットアップが必要と思ったのでライダーと話し合い、今回のレースはAT81での参戦を決めていました。僕はタイヤチョイスはライダーにお任せしてます。乗るのはもちろんライダーですし、そのタイヤにあったライディングを組立てて欲しいですから♪
そのような新しいトライだったので今回は白のSIXDAYS外装で挑んだレースでした!


 いつものイメージと違うけど格好よかったでしょ??




鈴蘭はAT81に決めた時からサスペンションを作り直しました。モトクロスタイヤとエンデューロタイヤの違いは特には19インチと18インチのタイヤハイトの違い。それに伴いサイドウォールがAT81はとても柔らかくできています。タイヤ自体の吸収性がとても高いのですね。
AAライダーのガレのスピードレンジではサスペンションだけで衝撃吸収はできないのでは?と思ったのでこの18インチと柔らかいサイドウォールをガレの吸収性に利用したいな!と考えていました。
ムースにも気を使いました。高額なムースということと重たく、遠心力で引っ張られるような感覚が合わないライダーも多く、ムースは控える方も多いですが、やはりパンクがないのは最大のメリットです。
今回のセットは上手に言葉で表現できないのですが、エア圧を低くしたような感覚です。個人的にはムースのスポンジの吸収性も上手に利用して18インチタイヤのハイトとムースのスポンジでガレの衝撃吸収してやろうと考えてました!タイヤに激しく石がヒットしたときに縦方向に潰れる際にゆっくりスポンジーに潰れ、車体への衝撃を少しでも吸収できるようにと考えてました。激しくタイヤがヒットして潰れた時、空気だと潰れた行き場の無い所から外に逃げようとしてしまう。でもムースのスポンジを上手に利用できればわずかでも衝撃吸収としてのツールに利用できるのでは?なんて考えたのです。(あくまでイメージですけどね。)
これが上手くいきました。さすがAT81はエンデューロタイヤ。レースが終わった時点でもタイヤのブロックは残ってましたし、もってくれました。

単純にタイヤを履かした評価だけでは、そのタイヤの性能って引き出せないものだな?と勉強になりました。このタイヤがどのような意図で開発されてるのか?その性能を引き出すにはどのような考えが必要か?タイヤの特性の理解を深めないと、良いタイヤも宝の持ち腐れになってしまうのかもしれません。

鈴蘭はAT81に決めていたのでサスペンションもAT81に合わせていきます。サスペンションよりもタイヤのセットアップに力を入れてましたのでサスペンションセッティングにはそれほど苦労しませんでした。それにカズトはものすごくセッティング能力が高いライダーですから ^^)

毎度サスペンションセットは変えていますがバルブやシムの積層はいじってません。残念ながら僕にそのノウハウがないのと、やはりメーカーが設定してるセットは代えがたいものがあると思うのです。なので250と350のEXC-F SIXDAYSユーザーなら誰でも変更できる仕様です。

カズトレポートにもありますが、我らの350EXC-F SIXDAYSは、良い仕上がりになってきています。

そんなライダーとメカニックで積み上げてきたノウハウを皆様にも乗っていただける試乗車を作りたいと思ってます。僕らはレースチームではなくディーラーなので、やはり情報をフィードバックしなくちゃです ^^) 2015MODELではバッチリな試乗車を用意しますので是非乗ってみてくださいね!

僕らダートスポーツRT with KTM中野はランキングからいってもチャレンジャーの立場ですし発展途上のチームです。向上心を持って取り組めてますし1戦1戦において無駄なく進化してると思います。何よりKTM JAPAN,そしてKTMライダーや参加してるユーザー様やディーラーと仲間が沢山います!

IAカズトがシャンパンを抜く日が待ち遠しいです!(^^)!昨年まで全くノウハウのなかった発展途上なチームでありますが、いよいよ後半戦です!これからも変わらぬご声援をよろしくお願いします!

nyunoya

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