2014年3月13日木曜日

JNCC 開幕戦レポート!

先々週はいよいよWEXが開幕!そして先週9日はJNCCがいよいよ開幕しました!

昨年に引き続き「ダートスポーツRT with KTM中野」ライダーはもちろんIAカズトこと「矢野和都選手」マシンはKTM 350EXC-FにてAA1クラスにエントリー。

開幕戦にふさわしいハイレベルなデッドヒートの展開になりました!

ここではライダーという視点でなく僕的なチームとしての視点でブログを書きたいと思います。


昨年の350EXC-F SIXDAYSと同様の車体、エンジンで挑んでいます。2013年はKTM中野としても初のAAクラス車両のメンテナンスとIAカズトのコンビという事もあり、思ったようなレース運びができない歯がゆいシーズンを送ってしまいました!

あまりブログや記事にはしませんでしたが2013年AAGP終了後に何度もライダーとは話し合い方向性を模索していました!

やはりレベルが最高級クラスにあるAAクラスで戦うのは容易なことではありません。IAカズトも昨年は、今まで培っていたモトクロスのライディングを封印し様々なライディングを模索するシーズンでした。KTMも初めてのライドだったわけですしね。しかし14MODELに切り替えてから(昨年秋ごろ)バイクメンテナンスしていてもマシンの消耗が極端になくなりました。半年かけて今まで以上にKTMの走らせ方をライダー自信で研究して対応してきたのでしょうね!

その封印していたモトクロス走りができるマシンを作ってみようと挑んだのが今シーズンです。カズトもモトクロストレーニングを相当行っていて体調もベストに持ってきていました。

それが上記の写真。カズトもかっこよく映ってます!!それにバイクもかっこいいでしょ???GNCCを意識した作り込みで、彼の好みの仕様になってますし、完成後に遊びにきてカズト自身このバイクを眺めてたり写真をスマホで撮り、ニンマリしていたのは内緒です(笑)

僕の方も車体、エンジンすべてを見直しました。派手に見える彼のライディングはテストでみると実に繊細なライディングをするのだなぁ。と他の方とはちょっと違う印象を受けました。

ではということで応答性の良いエンジン作りをテーマにしました。ライダーが車体を動かしやすいエンジン特性というのでしょうか?言葉では表現しにくいですが・・・といっても実際、交換したのは消耗品だけです。もちろんガスケットやピストンリングはもちろん、バルブ廻りも消耗が激しいので交換と特別なことはしてません。後はクランクや各部クリアランスの見直し。適正なクリアランスって??と頭を悩ましながらマニュアル値と変えた所もありますが部品は本当にノーマルです。でもね、ガラッとフィーリングも変わりましたよ!フリクションをとことん軽減したイメージが正しい表現かもしれませんね。

350EXC-Fって本当によくできてます(笑)僕なんかがこんな事言うと技術者に失礼ですが(笑)ホントに気になる所なんてないし、手組みで愛情込めただけなんですよねー。。。

でシェクダウンでは、テンション高めでカズトは絶賛してくれました(^-^)嬉しかったですねー!!

エンジンが決まったから車体も詰めていきます!彼らしいモトクロススタイルへのモディファイ。それはリアの19インチ化。これは賛否両論あるのは承知の上ですがやはり旋回性や今まで体に染みついた21,19のパッケージが彼には良いと思うのです。一言で言うとモトクロッサーとエンデュランサーのおいしいとこ取り=カズトの好み(すきやき)といったとこでしょーかね??


僕の得意分野はロードレースなのでやはりクロスカントリー競技の車両作りとはかなり違うかもしれません。いつもお世話になっていますJAMさんに急遽駆けつけパワーチェックに ! 2013年シーズンに使用していたアクラポビッチがボロボロだったので新たに同じ新品に交換したら構造が変わってる。。。250,350が共通になっていてパイ数も細くなっていたのですね。。。サイレンサーの今のEUの排ガス規制が厳しいのか一回り大きくなってるし。。。もう練習する時間もないのでパワーチェックに。でも新旧サイレンサーを試したのですがどちらも全く同じパワーカーブでした。かなり排ガスを意識した設計に変わっていてレースで使用するのに参ったな。。。なんて思っていたのですがそんな心配は無用でした。

ホントにアクラはよくできてるね~とJAMの成毛さんも絶賛!僕の作ったエンジンのパワーカーブも綺麗でお褒めの言葉をいただきました!嬉しい~♪

でもオフロード車のパワーチェックって怖いです。2013年に使用していたちぎれたMX51に(新品なんてもったいないしブロック飛んでいきそう)ムース(熱で溶けたらどうしよう・・・)そしてスポークは1本折れてるなんて事は内緒で。。。でも何もなかったから成毛さん、許して(^-^)

JAMさんホームページはこちら(ラピッドバイクでもいっぱいお世話になってます)

色々な方に支えられ協力いただいてのレース活動は決して一人でできるものではありません。


ダートバイクZIMの水上泰佑選手です。撮影中だったのですが勝手にパチリ。同じKTMディーラーで仲良くしてもらってます。とても気さくで熱心で、カズト号を作るに当たって本当に沢山のアドバイスをもらってます。実は僕、泰佑ファンでしてバイク、ウエア、ヘルメットともちろんライディングに惚れてます♪やっぱレースはかっこよくなきゃ!と自分でも思ってるようで自身でメンテナンスしていますのでマシン見てるだけで愛着が感じられます。ホントにかっこいいですもんね♪もちろんいつもバイクは綺麗です。

KTM JAPAN ボスの野口社長。毎戦走っています。これってホントに凄い事だと思います。自身で楽しみKTMの良さを伝えてくれます。僕も乗らなきゃいかんなぁ~。


IAカズトの結果は4位でしたが素晴らしいレースでした。勝ちたかったし悔しかったけど、ライダー、メカニックともに努力してきた事が無駄じゃなかった。2周目から最後までず~っと4位だったのでリザルトも順位もそれほど目立ってないですが、会場にご覧になられた方はカズトの走りはかなり衝撃だったのではないでしょうか?本当に頑張ってくれました!!キレッキレの走りでめちゃかっこよかったですもんね(*^。^*)

詳細はKTM FUNサイトをご覧くださいませ。

泰佑君は怪我の影響で途中リタイヤでした。弊社のTRACK TRAINING講師のKTM埼玉&スターズトレーディングの石戸谷蓮選手は今年から新クラスのAA2クラスで見事優勝!!お子さんも誕生したばかりで幸せいっぱいだね!しかもお子さんは、うちの奥さんと同じ誕生日だし(笑)

そしてモトビルド神原から200EXCでAA2クラス参戦の萩原真理子選手は負傷リタイヤ。すごく調子がよさそうなだけに残念な結果ですが、持ち前のガッツでまたかっこいい走りを見せてくれるはず。

そんな感じの開幕戦でした!次は広島ですね!またあっという間にレースなんだろな。。。

nyunoya

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